SINCE 2009 7 7

今、やらねば!^^



2013年 8月下旬〜9月

心穏やかでない日々が続いた!

あたり前ではあるが、

毎年気候は人間が思うように推移してはくれない

もちろん今年も同じだ

8月のお盆休み以降

週末はことごとく天候不良

ヤンマの池も水を失い
実力を発揮しないまま夏が終わっていった!


今年の私は、どこか何時もと違っていた

それは、自分だけが感じる微妙な違いかもしれないが、

今年の私のHPを見ると、チョッとした異変がある。

それは・・・、


遠征記が例年より多いのだ

狙いは何もないし、目的もない!

ただ、本能が赴くままに突き進んだ結果の事である。


しかし、欲望は私の中にも存在する。

何かを完結したい!

その欲望を満たすために、今年最後の遠征を決心した!





ということで、

2013島シリーズ 最終戦!

絶対に負けられない戦いが・・・なんとなく在る?

  のかもしれない!^^;





実は、これは遠征と呼べる代物ではなく

自己満足の企画である事を
冒頭でお詫びしなければならない!


だって!

遠征と銘打ってはいるものの、
行き先は私のメインフィールドの佐世保市内なのである!


でも、遠い!

海を隔てた、遠い場所にある!

そう!

なのです!


こんなに天候に気を使い綿密に計画を立てたことが過去あったであろうか?

目的はただひとつ!

佐世保市で生息するトンボ数を増やすべく

今年最後の
島シリーズを決行した!

仕事上
欠航のリスクを承知の上で決行した!



出発はこの場所




佐世保港

地元の探索だというのに緊張が走る!

「島」

そこには
がある!

でも危険も存在し、準備を怠ってはならない戦いが在る。

とりあえず、
金銭的戦いを制するために、

「島とく通貨」

なる、お得な紙幣を購入する!



これは、非常にお得!

5000円で購入すると、
6000円分の支払いが可能なお得通貨である。

おつりは貰えない弱点はあるが、
長崎県の島にいくことがある方はぜひ活用していただきたい。


さて、今回の水先案内はこのフェリー




おしるな−リェフ??

です!^^

島までの航行時間は約3時間強

出港は夕刻

到着は当然こんな感じである。





当然旅館も・・・





こんな感じ!

いつもならばワイルドに
『野宿』を計画するのでありますが、

今回はユルめに企画しています。^^;


と、いうことで!

到着するなり!夕食です!



美味しそうでしょう?

自分らしくない、風雅な食事のようですが、
あえて付け加えますが、

これがこの日の、
朝食 兼 昼食 兼 夕食を兼ねる最初の食事なのです!

仕事をしつつ、準備をしつつ行動すると、
必然的にこうなるのです!

そして、就寝・・・明日の英気を養います!^^







翌日



さて、朝食を済ませ、

この遠征を司る
相棒を借用に向かいます!





なんとハイテク!

電動アシスト付きの自転車です!^^v

8時間2000円の超機動力マシーン!なり〜!


出発〜!


電動の恩恵は極力OFFにして島を一周の予定です。


今回なぜ自転車かというと!
それは、道行くトンボたちを
1個体とも見逃したくないのです!


ココは離島!

目指すトンボ以外にも、
飛来個体の可能性は大きいのです。

ゆえに自転車をチョイス!
決して、お金がないからではないのです!


海岸線の休耕田や水系の周辺を探索するも、

ギンヤンマ・シオカラ2兄弟・ウスバキにマユタテばかりです。



環境の良い池にはこのトンボ



ベニイトトンボ

リュウキュウが混ざっていないか探しましたが、
ココはまだ大丈夫なようです!



さて、


時間は正午を回り
灼熱Timeに突入
そのとき現れたトンボがこれ!




なんと予想していなかった個体

「ムスジイトトンボ」

この島にもいるのですね〜。
水面の水草の上には沢山飛んでいます。

そして、足元には!




「キター!」

今回の目的種

『コフキヒメイトトンボ』

なんと、佐世保市では初見のトンボです!

目標達成!

佐世保市で私が観察したトンボ
69種目です。

それにしても小さい!

周囲を探すと・・・




未熟な紅色の♀もいます。

それにしても、
撮影していて感じたのですが、
アオモンイトトンボから逃げるスピードは半端なく速いです!




その後、

沢山の個体を観察するものの、
この場所ではその名の由来である、

「粉吹き」

成熟して粉吹いている個体は見ることができませんでした。


でも、

目標成就!

この島へ私はこのトンボを見るために渡って来ました!


この日はこの場所以外には産地を追加できませんでした!

島といえども意外に広いのです!

自分としては珍しく、水分を
2Lも補給してしまいました!
なんという汗の量

夕刻自転車を返す時間に合わせ、
今日の旅館にチェックin


夕食前に入浴です!
この島には温泉はないので、一日の汗を流すには、
旅館に泊まるしかありません。

で、

今日の旅館のお風呂です。




ハート型の浴槽

なんともラブリーな雰囲気

そして夕食(昼食はもちろん食べていません!)
島の反対側には店などありません。




今日のお部屋はこんな感じ!




今日もゆっくり睡眠します!

おやすみなさい!




最終日


今日も相棒の自転車で島を探索

昨日「コフキヒメイトトンボ」には出会えたので、

今日のメインは、
飛来個体
のトンボに絞ります。

もちろん、経路上の池は確認します。

が、

どこにも怪しいトンボはいません!(T T


環境がよさそうな池にたち寄ると、




早速コフキヒメイトトンボがいます。


しかも、




ココには、

成熟して、粉吹いた個体もいました!^^

嬉しいです!


でも、肝心の飛来個体は・・・。

道端では綺麗な花も激励してくれます。



ビーチも綺麗です。




今日は最終日

帰りのフェリーの時間は昼過ぎ、
時間がありませんが、この島の最高峰へ




飛来個体がもしかすると

この島の最高峰
「城ヶ岳」に・・・。

結果



眺めは最高!

山頂では鳥の渡りを観測されている方がいました!
こんな日本の端の島まで調査に・・・・、

『ご苦労様です!』


しかし、残念ですが
苦労して登った成果はありませんでした!^^;

そうこうしている間にフェリーの時間です。


時間はありませんが、
最後に島での最後の食事を・・・。



鯨カツ鯨カレー

このカレーが出来上がったのが
フェリー出港20分前

ギリギリですが、美味しかった!


さて、

今回、地元佐世保市の調査ということで
別段遠征記として残すつもりはありませんでしたが、

歴代最高に自費が嵩んだ為
思い出として書かせて頂きました。


ただそれだけです!


^^;

以上!
地味にお送りしました!

おしまい。




ねぎトロ



2013年 「唯一の地元での新確認種」 


自己満足の旅でした。

戻 る







       
inserted by FC2 system